桂離宮の中枢・書院群は
古書院・中書院・楽器の間・新御殿と雁行形に連なっています
古書院の二の間には 広縁から池に向かって突き出した月見台があります
智仁親王が中秋の名月を賞して詠まれた和歌
仙人の蓬が島ねうつしきて 千々の秋みん池の月かな
山の端の雲に光の矢たつと 見るがうちより出づる月かな
月をこそ 親しみあかぬ思ふこと 言はむばかりの友と向ひて
一枝を折る身ともかな月の中の 桂の里の住居成せば
2012-07-11 22:49
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