第16回ピアノ研究会〜こころに響く演奏風景 [ピアノ]
前期試験が終わったあと2週間ほどで仕上げた
ベートーヴェンソナタop.7を演奏する相愛大学2年松井優津妃さん
成績優秀な学生に選ばれ田口奨学生として着実に実力アップ
努力を惜しまない姿が心に残りました
思わず聴き入ってしまい写真をうっかり取り損ねた
愛知県芸1年坂口仁菜さんは リスト ハンガリー狂詩曲12番を演奏
名古屋で一人暮らしを始めてから
さらに意欲的に取り組んでいる情熱と真摯な姿勢が伝わる熱演でした
東京芸大3年大守真央さんは 柔らかく透明感のある音色が魅力
New York音楽修行の成果は いったんかみ砕いて寝かして
それから滲み出てくるものかもしれません
違った作曲家の様式や演奏スタイルを的確に捉えて 色彩豊かに表現すること
奥が深い音の世界に もっとぐいぐい入り込んでいけますように
ピアノ研究会サプライズのゲスト演奏で 素敵なピアノを届けてくれたのは
京都芸大を卒業後 オーストリアのグラーツ音楽大学大学院で学ぶ田原希美さん
声楽科のお母様の演奏会伴奏のため一時帰国
急遽ラストに ベートーヴェンソナタ13番3楽章と
ラフマニノフ音の絵op.39-1を披露してくれました
オーストリアでは様々な苦労もある中で たくましく成長し
力強い精神のこもったピアノ演奏を後輩たちに届けてくれました
ウィーン国立大学に留学していた20年以上前の 自分の若かりし頃を彷彿とさせ
懐かしい第3の故郷・オーストリアの風をホールに運んでくれたような
気持ちを味わえた しあわせなひとときでした
悩みは尽きない厳しい道のりではあるけれど
心に響く音色を奏でられるピアニストを目指して 一歩ずつ努力を続けて
一段ずつ着実に成長を遂げいる愛弟子たちの姿は愛おしく
奏でる一音一音を抱きしめていたいほどでした
ページに綴られなかった愛弟子たちの熱演にも 心から拍手を贈りたいです
ホールでお聴きくださったみなさまからも
「素晴らしい演奏をありがとう感動しました」
たくさんのメッセージをいただきありがとうございました
タグ:心に響く演奏
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