芭蕉の足跡を辿る・みちのくふたり旅〜天空の絶景・山寺 [日本の旅・温泉]
芭蕉の足跡を辿るみちのくふたり旅2日目の朝 銀山温泉を出発
山形の棚田20選中沢の棚田を通り山寺へ向かいました
山寺は正式には宝珠山立石寺といい
貞観2年(860)清和天皇の勅願によって
慈覚大師が開いた天台宗のお山
登山口から頂上奥の院までは段を超える階段が待ち受けていました
正面は 国指定重要文化財の根元中堂
芭蕉像
〜閑さや岩にしみ入る蝉の声〜
誰もが知るこの句は 元禄2年(1689)おくのほそ道をたどり
7月13日に山寺を訪れた時に詠まれた松尾芭蕉の句ふと。。蝉時雨に耳を傾けました
階段を登る前に 山寺名物 力こんにゃくで精を出して
いよいよです
一段一段 煩悩を祓う。。。
「閑さや岩にしみ入る蝉の声」の句をしたためた短冊をこの地に埋めて
石の塚をたてたもので せみ塚といわれています
お山の自然にそってつくられたこの参道は昔から修行者の道
一番せまいところは約14センチの狭いところも。。。
一段一段・・・煩悩が・・・
ふり・・はら・・われて・・・い・・・く・・・・・
仁王門では 邪心を持つ者が足を踏み入れないようにと
仁王像が睨みをきかせていました
このあたりが一番過酷な階段
先に奥の院まで登り切りました
大仏殿には 像高5メートルの金色の阿弥陀如来さまが。。。
山形は盆地で暑いので なんだか目の前がくらくらしました
修行の岩場を登ったところ ようやく五大堂への道が目前に。。
岩の上の赤い小さな堂は 写経を納める納経堂で山内で最も古い建物
真下に貞観6年(864)歿の慈覚大師が眠る入定窟があります
ふと ギリシャのメテオラ修道院の風景が頭に浮かびました
五大堂 五大明王を祀って天下泰平を祈る道場で山寺随一の展望台
田園風景や門前町を一望できます
素晴らしい眺めに 煩悩が振り祓われた面持ちで
清々しく下山道を降り 山形名物ランチへと向かいました
2012-08-24 11:30
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山形市は、40℃を超える日本記録を持っていた街です
その山形から山寺は近い距離ですね、
私も去年の夏に登りましたが、いささかバテました、以前は順調に
登ったのですが、歳には勝てません
by koh925 (2012-08-24 16:20)
kohさん♫
大阪と暑さはさほど変わらない感じがしました
山寺は途中でふらふら・・
日頃の運動不足を感じました
行動力あるkohさんまだまだお若いです☆彡
by chiho (2012-08-25 23:44)