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迸る情熱〜西本智実withマイスキー&ラトビア響 [音楽]

西本智実指揮 ミッシャ・マイスキー&ラトビア国立交響楽団大阪公演に
シンフォニーホールへ行ってきました[るんるん]

ラトビア共和国はバルト三国のひとつで
ミッシャ・マイスキー ギドン・クレーメル マリス・ヤンソンス・・と
クラシック界の巨匠や注目の新星まで 世界的アーティストを多く輩出している国です[ぴかぴか(新しい)]


プログラムは〜
ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」より
第1幕への前奏曲♪

ラトビア響の演奏は初体験でしたが 気迫のこもった演奏で
西本さんとの息もぴったり 互いに深い信頼に満ちあふれた響き[ぴかぴか(新しい)]

続いて マイスキーをソリストに
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調 ♪

真っ青なシャツをまとったマイスキーの登場はさすが[ぴかぴか(新しい)]
チェロを持って歩く姿だけでも颯爽として 
全身から放たれるオーラが ホール全体に大波のようにやってきます[黒ハート][黒ハート]

〜ユダヤ人家系だっため強制収容所に入れられた経験を持つマイスキーの名言〜

「私の苦難などは 地球的規模で見れば まったく取るに足らないものです。」

彼の演奏には 逆境を生き抜いた強さと 愁いと哀愁を帯びたこころの歌があり 
情熱的な音色が ぐいぐいと こころの奥まで入り込むよう[ぴかぴか(新しい)]

アンコールには エフゲニー・オネーギンの「レンスキーのアリア」
大海を泳ぎ渡っているかのように演奏[ハートたち(複数ハート)]
母国ラトビア響との熱演は 胸に熱いものがこみあげてきます[グッド(上向き矢印)]

後半は
チャイコフスキー:交響曲 第6番 ロ短調 「悲愴」

少しお痩せになったかしら・・・と思う西本さんの全身全霊のチャイコ[ぴかぴか(新しい)]
聴衆も指揮者になったかのような気持ちにさせるほどの素晴らしい演奏でした[ハートたち(複数ハート)]
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3楽章が終わった瞬間[exclamation] 感激のあまりか それとも勘違いなのか
会場から拍手がドット湧き起こったにも拘わらず 集中力を持続させて
最終楽章へ移られ 祈るように奏でる最後の消えゆく音のおしまいまで 
素晴らしかったことが 指揮者とオケのかたの心意気が伝わって 
一瞬がっかりと冷めてしまいそうになった気分を持ち直し 
アンコール曲まで堪能させて下さいました[グッド(上向き矢印)]

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ロビーではマイスキーさんがサイン会 やはり大人気で長蛇の列でした[ペン]

素晴らしい音楽は 素晴らしい人間性が生み出すものであることを
改めて痛感し こころが熱くなる思いで家路につきました[ハートたち(複数ハート)]

日本公演はまだまだ続くようですので みなさまも情熱に包まれるひとときを[るんるん]
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