お茶のお稽古〜松樹千年翠&お茶炭・後炭 [茶道]
2月1週目のweekend お茶のお稽古に行ってきました
玄関には ラナンキュラスとユキヤナギ
待合には さんしゅゆ(山茱萸)のお花が あたたかく出迎えてくれました
ラナンキュラスは別名 花金鳳花(はなきんぽうげ)といい
花言葉は「あなたは魅力に満ちている」
お花の美しさとともに花言葉を知ると より美しく感じますね
アタックするときに 花言葉を添えてラナンキュラスを贈る。。。
ハートはノックアウトかもしれません
さんしゅゆの別名は
はるこがねばな(春黄金花)あきさんご(秋珊瑚)
こちらも春を告げる一番花 とても清楚な気品が漂います
緑の果実が晩秋の頃になるとまっ赤に熟し さんしゅゆ茶としてもいただけます
桑の木で創られた短冊には 南宋寺の僧侶が書かれたという
〜松樹千年翠〜がかけられていました
松は千年も万年も その葉色を変える事なく
美しい緑をたたえている
という意味と相反して
松はその緑の美しさを 千年も万年も保っているのに
残念ながら 人はその美しさに気づかないでいる・・・
どのようなものにも 美を発見するこころ 感動するこころが大切
こころを学ぶ こころあたたまる 素晴らしい言葉です
お床には 白玉と木瓜のお花
曙椿とユキヤナギも 緑の竹筒に麗しく咲いていました
茶室に入って最初に行うのが「初炭」と言われる炭点前
この日は「後炭」と言って 少し暖を取ったり
薄茶をたてるために 炭を継ぎ足す作業を学びました
中学生の頃から茶道を学んでいる 建築学科大学院生のMさんが
しなやかに後炭をされました
燃えている炭を 再構築
新しく炭を加えて 白い炭もアクセントに 侘寂お洒落です
アラレちゃんも柄杓デビュー
「上手になりましたね・・・」と
お褒めのお言葉をいただき 嬉しそうです
茶道口の開け閉めも 柄杓がつくと バリエーションも新しく世界が広がります
このあとは 遠征から駆けつけた茶太郎の”絞り茶巾のお点前”を拝見し
奥深いまろやかな手つきに さすがと唸り
お茶の時間だけは うっとりと その手を見入りました
立ち居振る舞いや礼儀作法 こころを学ぶ お茶の世界は まだ入口付近
お作法をしっかり身につけて 素敵な人になれますように(*^_^*)
先生に深く感謝して家路につきました