九州労災病院見学・小倉織の世界 [建築探訪]
エントランスホールは大きなガラスが円形に構成されてアートな空間♬
パレットのような格子縞のゲートが出迎えてくれました
小倉織作家・築城則子氏とのコラボレーションが至るところに・・
小倉織の世界が広がっています
豊前小倉藩の特産「小倉織」は江戸時代より袴や帯などとして織られ
徳川家康も愛用した丈夫でしなやかな質感の木綿布です
多用した経糸が色のリズムを生み 体感あふれる「たて縞」が特徴
*築城則子 http://www.tsuikinoriko.com/japanese/index.html
エントランスホールの様子 小倉織のたて縞に合わせて工夫された壁のタイル
各階エレベータホール階段スペース
たて縞は凛として 色の濃淡による立体的な世界を創りだし
右側からと左側からとのグラデーションの変化が面白い
病室にもベッドサイドや洗面にこんな風に取り入れられて・・
緑いっぱいの中庭にも小倉織のデザイン
外壁にも 小倉織のたて縞にお似合いのタイル
小倉が誇る小倉織が人の心に優しく寄り添ってくれたら・・という
関係者のみなさまの熱い想いがこめられています