京都・真如堂〜月釜2014後編 [茶道]
真如堂・随縁の庭
東福寺方丈庭園などを手がけた重森三玲氏を祖父に持つ
作庭家重森千靑氏設計しました
「真理が縁によってさまざまな姿をみせる」という意味の仏語
「随縁真如」から「随縁の庭」(ずいえんのにわ)と名付けられました
美しいお庭を眺めながらお茶席の準備をさせていただくのは
本当に勿体なくこの上ない幸せです
待合のお軸
朝8時半頃から一席目が始まりました・・
この広いお茶室に一席30名様がお越し下さいます
お茶席のお菓子
塩芳軒 冬木立柚子皮入
昼食にいただいたお鮨
トップバッターはK先生ご指名により茶太郎2席目chiho
余裕綽々の風情ある茶太郎のお点前のあと2席目
緊張の中chiho'sお点前がはじまりました
お寒いなかお運びくださったみなさまに
まごころのこもったお点前を届けよう
それが・・なんと・・
いつの間にか着物の袖の端が建水に入ってしまったらしく
お席を終えたら濡れていたり・・
水指のお水つぎを忘れたり・・・
普段あり得ない失敗
そして最終席二度目のご指名いただき
反省を生かそうと意気込んだものの
細かい小さなミスは3箇所ほど出て
なかなか完璧なお点前には届きません
どの道も なめらかでミスのない
こころある芸術になるまでにはまだまだなんだなあ
自己採点は
2席目60点
最終席70点
先輩方のように90点以上のお点前になるには・・
選挙と厳寒の中お越し下さった180名あまりのお客さまをお迎えした月釜も無事終了
先生に感謝とお礼を申し上げたところ
「流れるようなお点前をされる方ですね・・と
お越し下さったお客さまがchihoさんのお点前を褒めてくださっていましたよ」
と有り難いお言葉を賜り
未熟者にあたたかいお言葉をかけてくださるお客さまの暖かさに
寒さで白く凍る息も桃色に染まる思い
そして素晴らしい月釜を開催してくださり
熱心にご指導くださったK先生と
お世話になったお社中の先輩方に敬意と感謝の思いでいっぱいでした
茶太郎・茶アラレ・茶chiho
2015年 自邸茶室素心庵の炉開きなるか・・・