京都の古刹〜春雨の毘沙門堂 [こころに残る風景]
山科の古刹・毘沙門堂は天台宗京都五箇室門跡寺院のひとつです
*門跡寺院とは皇族や貴族により受け継がれる格式高い寺院のことで
ほか三千院 曼殊院 青蓮院 妙法院と並ぶ紅葉の名所
石畳が一面紅葉の絨毯に染まる光景を思い浮かべたら最高です
急な階段は56段 紅葉の頃を想像力を掻き立ててみました
樹齢100年の見事なしだれ桜
琴や琵琶の三弦の演奏や舞楽などの音色が響き渡り
桜の美しさを一層ひきたててくれました
江戸時代初期の回遊式庭園
木々の枝間が暗く 夜の翠を思わせることから
「晩翠園」と呼びます
「心字」の裏文字をかたどった池に亀石 千鳥石 坐禅石が並んでいます
手水鉢
花冷えの寒さと雨に打たれて桜はちょっと残念でした
でも新緑にとっては恵みの雨です
朝の醍醐寺・毘沙門堂見学を終え
主用のアラレ引っ越し荷物を届けに向かいました