真如堂初春月釜2017〜心新たに一年の計 [茶道]
真如堂初春月釜 お茶室の様子です
*お茶会終了後撮影しています
当日は大変寒くてお昼頃からあいにくの冷たい雨でしたが
朝は8時半から午後3時までぜんぶで8席
1席約20名前後の100数十名のみなさまがお越しくださり
お点前とお菓子&お点てだしのおもてなしなどをしました
ひとつひとつのお道具にこめられた想いを感じながら
お棚を正面に見つめ集中力を高めます
1席目は茶太郎
2席目&6席目はアラレこと二十歳を迎える二女noa
4席目はchiho
それぞれ亭主を務めさせていただきました
落ち着いて上手にお点前をできたアラレちゃん
この日一番多いお客さまに囲まれてのお席でしたが
お正客のお茶の先生やみなさまにお褒めいただけた様子
麗しい初釜に相応しいお席のようでした
こころを落ち着かせて本番に向かったものの
いざお茶室に入ると一種独特の静寂に緊張が走ります
お点前中手順のすべてが無駄なく自然にこなせるには
お稽古の時と勝手が違ってまだまだ精進が足りず
ノーミスとはいかないchihoでした
お昼ごはんには とよ寿司の美味しいお鮨をいただきました
3年振りに年始家族そろって迎えられた佳き日
マルチ's ベルギー人のお客さまが京都までお越しくださって
noa'sお点前をご覧くださり感激されお喜びいただけて
素晴らしい一期一会の初春月釜でした
マルチこと長女maoは月釜裏方のお手伝いを勉強させていただき
美しい日本の文化とお茶の心を堪能して
心機一転翌朝オランダへと飛び立ちました
スケジュールの都合で月一度通えるかの否かの少ないお稽古の中で
心豊かで気品に満ちた美しい茶道を毎回すみずみまで
暖かく厳しくご指導くださる先生に感謝の気持ちでいっぱいでした
あたたかいお社中のみなさまにも有り難い気持ちでした
またこの一年心新たにして
先生のような『お茶のある人』に近づいて行けたら・・と胸に秘めて
片づけを済ませ足腰もふらふら目もうつらうつらで家路につきました
*お茶は大変優雅な世界に見えますが
実は・・体力勝負
お着物で大切なお茶碗やお道具を持って
立ったり座ったりを100回以上繰り返すので足腰が鍛えられます
真如堂初春月釜2017〜侘び寂の美しさと冬枯れの時を感じて [茶道]
1月最初の連休日曜は京都真如堂で初春月釜でした
京都独特の厳しい冷え込みの中
前日前夜はご準備に追われ2時間半睡眠で朝3時起床
4時から着付けをして7時前に真如堂に到着
堂々とした和の風情と初春の雅な雰囲気が漂います
茶の湯の醍醐味には 冬枯れの美しい時があります
冬枯れ・・というと草木が枯れて 寂しさを感じるものですが
そこには厳しい冬の寒さを堪え忍ぶ心の芯の強さや
春を待つ自然の命の声が聞こえてくるようで気持ちが引き締まる思いです
お待合の様子
待合の掛け軸
お茶室への長い廊下
背筋がピンと胸の鼓動も高鳴り
いよいよ大切なお客さまをお迎えする緊張の時が始まります
京都独特の厳しい冷え込みの中
前日前夜はご準備に追われ2時間半睡眠で朝3時起床
4時から着付けをして7時前に真如堂に到着
堂々とした和の風情と初春の雅な雰囲気が漂います
茶の湯の醍醐味には 冬枯れの美しい時があります
冬枯れ・・というと草木が枯れて 寂しさを感じるものですが
そこには厳しい冬の寒さを堪え忍ぶ心の芯の強さや
春を待つ自然の命の声が聞こえてくるようで気持ちが引き締まる思いです
お待合の様子
待合の掛け軸
お茶室への長い廊下
背筋がピンと胸の鼓動も高鳴り
いよいよ大切なお客さまをお迎えする緊張の時が始まります