日本音楽コンクール第3予選〜実力伯仲のハーフリサイタル [ピアノ]
日本音楽コンクール第3予選課題曲は
Mozartのソナタ(全楽章)または変奏曲(全曲)から1曲
Schubert Chopin Schumann Liszt Brahms
より一人の作曲家を選び 1曲あるいは複数曲を演奏
上記を合わせて35〜45分にまとめます
最終予選の演奏順は 1次2次予選の演奏順を入れ替え
2次予選通過者9名の演奏順を真ん中で区切り
前のブロックと後ろのブロックを入れ替えるということを当日始めて知りました。。。
実力伯仲の3次予選で最も長い45分プログラム♪
2次から3次の準備期間が中3日あるのと1日しかないのとでは
筋肉疲労緩和や最終調整できる時間も 条件がかなり違うなぁと少し残念に思いましたが
もちろん様々な条件や環境も踏まえて 精神的に一山ずつ乗り越えて行かなくてはなりません
トッパンホール3回目のステージに挑んで 黒いドレスに身を纏ったマルチが登場
モーツァルトソナタ K.333では
ウィーンの薫り高きエレガントで気品ある演奏スタイルと
きらきら天使のような音色を奏でていました
ショパン ノクターンop.27-2では
甘美なメロディーに陶酔することなく シルクのようなやさしい感触で
そっとこころに語りかけ 寄り添うように 一音一音をしっとりと歌い上げていました
ショパンの最高傑作 葬送行進曲で有名な葬送ソナタでは
1楽章から4楽章までひとくくりにして その楽章ごとのモティーフを大切に
19歳のマルチなりに 死の詩をこころに響かせながら渾身の演奏をし
堂々と弾き終えることができました
マルチの音色にすっぽり包まれていると 小さい頃から紡いできた音の歩みがこころに浮かび
音楽の成長はもちろん 心の成長をほのぼのあたたかく感じるひとときでした
ただ もう一日練習時間を与えていただけたなら
もっと思い切ったスケール感で演奏できたであろうと。。。
9月15日から始まって26日までの予選開催期間に
3回のステージでコンディションを整え それぞれ全力を出し切ることは至難の業
9名のタイプの全く異なるピアニストたちが 怯むことなく自分の信じる音楽を奏でる姿に
長年に亘る音づくりの経緯や心情が目に浮かび 深い感動と感銘を受けました
甲乙つけがたい演奏を 審査なさる11名の審査員の先生方にも
リサイタル4〜5回分ほどの演奏を 詳細まで漏らさぬように聴いて採点するのは
お心の痛む時間だろう・・・と思いました
結果発表は 羽田空港ラウンジで携帯に入り
マルチは惜しくも本選4名には進めず オケとの共演切符はいただけませんでしたが
1次2次予選で選ばれてもおかしくない・・・と思うような
実力のある素晴らしい演奏者のコンテスタントが多い中
ここまで自分の持てる力の限り 精一杯演奏できただけでも勿体ないしあわせ・・と
暖かく厳しく導いてくださった先生方や 励ましてくださったみなさんに
感謝の気持ちでいっぱいのマルチの 涙に潤んだ声が耳元に響きました
「ローマは一日にしてならず」
コンクールは 避けては通れない音楽家になるための訓練の大階段・・
エベレストの山に登るような気持ちで 人間として心豊かな成長を育みながら
愛情に満ちたこころにやさしく響く 精神性の高い音づくりを続けてほしいと
強く深く願いました
素晴らしい演奏を届けてくださった音楽を愛するコンテスタントのみなさんに
ありがとうおつかれさま
益々の飛躍と活躍をお祈りして 関空便に乗り込み夜空に願いをこめました
Mozartのソナタ(全楽章)または変奏曲(全曲)から1曲
Schubert Chopin Schumann Liszt Brahms
より一人の作曲家を選び 1曲あるいは複数曲を演奏
上記を合わせて35〜45分にまとめます
最終予選の演奏順は 1次2次予選の演奏順を入れ替え
2次予選通過者9名の演奏順を真ん中で区切り
前のブロックと後ろのブロックを入れ替えるということを当日始めて知りました。。。
実力伯仲の3次予選で最も長い45分プログラム♪
2次から3次の準備期間が中3日あるのと1日しかないのとでは
筋肉疲労緩和や最終調整できる時間も 条件がかなり違うなぁと少し残念に思いましたが
もちろん様々な条件や環境も踏まえて 精神的に一山ずつ乗り越えて行かなくてはなりません
トッパンホール3回目のステージに挑んで 黒いドレスに身を纏ったマルチが登場
モーツァルトソナタ K.333では
ウィーンの薫り高きエレガントで気品ある演奏スタイルと
きらきら天使のような音色を奏でていました
ショパン ノクターンop.27-2では
甘美なメロディーに陶酔することなく シルクのようなやさしい感触で
そっとこころに語りかけ 寄り添うように 一音一音をしっとりと歌い上げていました
ショパンの最高傑作 葬送行進曲で有名な葬送ソナタでは
1楽章から4楽章までひとくくりにして その楽章ごとのモティーフを大切に
19歳のマルチなりに 死の詩をこころに響かせながら渾身の演奏をし
堂々と弾き終えることができました
マルチの音色にすっぽり包まれていると 小さい頃から紡いできた音の歩みがこころに浮かび
音楽の成長はもちろん 心の成長をほのぼのあたたかく感じるひとときでした
ただ もう一日練習時間を与えていただけたなら
もっと思い切ったスケール感で演奏できたであろうと。。。
9月15日から始まって26日までの予選開催期間に
3回のステージでコンディションを整え それぞれ全力を出し切ることは至難の業
9名のタイプの全く異なるピアニストたちが 怯むことなく自分の信じる音楽を奏でる姿に
長年に亘る音づくりの経緯や心情が目に浮かび 深い感動と感銘を受けました
甲乙つけがたい演奏を 審査なさる11名の審査員の先生方にも
リサイタル4〜5回分ほどの演奏を 詳細まで漏らさぬように聴いて採点するのは
お心の痛む時間だろう・・・と思いました
結果発表は 羽田空港ラウンジで携帯に入り
マルチは惜しくも本選4名には進めず オケとの共演切符はいただけませんでしたが
1次2次予選で選ばれてもおかしくない・・・と思うような
実力のある素晴らしい演奏者のコンテスタントが多い中
ここまで自分の持てる力の限り 精一杯演奏できただけでも勿体ないしあわせ・・と
暖かく厳しく導いてくださった先生方や 励ましてくださったみなさんに
感謝の気持ちでいっぱいのマルチの 涙に潤んだ声が耳元に響きました
「ローマは一日にしてならず」
コンクールは 避けては通れない音楽家になるための訓練の大階段・・
エベレストの山に登るような気持ちで 人間として心豊かな成長を育みながら
愛情に満ちたこころにやさしく響く 精神性の高い音づくりを続けてほしいと
強く深く願いました
素晴らしい演奏を届けてくださった音楽を愛するコンテスタントのみなさんに
ありがとうおつかれさま
益々の飛躍と活躍をお祈りして 関空便に乗り込み夜空に願いをこめました
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