長崎を巡る旅〜3日目 [建築探訪]
3日目長崎の旅メインイベント
建築王子設計チームによる
日本赤十字社長崎原爆病院竣工式典およびお祝いの予定でしたが
内覧見学会もすべて中止となり
せめて外観からの見学だけでもと完成した建築を鑑賞しました
外壁はトリコロールカラーを用いて
窓は折り紙をモチーフに各部屋から西日が入らないよう
お洒落に工夫されています
窓外を眺められて空調費用が節約エコ
中には入れずお部屋から長崎の景色を実際に眺められなかったのが残念でした
何年もかけてお仕事に携わった方々にはなおさら
お披露目のお祝いが自粛となって残念だったことと
お心を察する想いでした。。。
長崎原子爆弾落下中心碑から平和公園
長崎原爆資料館
浦上教会(浦上天主堂)と歩いて巡りました
昭和20年戦争を終わらせるため
真夏の長崎に投下された怖ろしい原子爆弾は
一瞬にして何万にもの命やあらゆる大切なものを破壊し焼き尽くしてしまった
その重く苦しい悲劇の歴史からたくさんのことを学び
平和の大切さや原爆の悲惨さを世界中に訴えながら
現在の美しい長崎の街をつくり上げてこられた人々
想像を絶するご努力と生きぬく力に
胸が張り裂けそうになる48時間でした
かけがえのない命ほど大切なものはないと。。。
長崎を巡る旅〜2日目 [日本の旅・温泉]
2日目早起きをして長崎港から高速クルーザーで18キロ沖合にある
世界文化遺産 端島(軍艦島)へ
海底炭鉱として日本の高度成長を支えた石炭産業の歴史と
命がけの過酷な炭鉱のお仕事や
鉱員家族の絆や当時の暮らしに想いを馳せました
日本26聖人殉教地記念館 フィリッポ協会(西坂協会)
秀吉の禁教令によりキリシタンが処刑された場所に記念碑が建てられています
天空に向かって伸びる2本の柱がガウディー建築のよう
1つは神からの罪の赦しや恵み
1つは人々の感謝や願いが神様に届くように
教会内部のステンドグラスが美しく
すべてに感謝と平和の祈りを捧げました
長崎は心に深く響く街だなあ。。。と
亡父が昔歌ってくれた
長崎の鐘 をふと口ずさんでいました
日本最古の石造りアーチの眼鏡橋
吉宗本店で長崎の郷土料理茶碗蒸しと蒸し寿司をいただきました
長崎名物ちりんちりんあいす
江戸幕府の外人流入防止政策として築造された人工島の出島
夜は明治創業坂本屋さんで卓袱料理をいただきました
鎖国時代 唐人によって伝えられた接客料理に
和風中華風スペインポルトガル風のアレンジが加わり
長崎オリジナルが完成した卓袱料理
食は文化なり。。。
奥が深いなあ??と長崎文化を感じ入る2日目でした