エンターテイナーベレゾフスキー・圧巻リサイタル

ツイン２１の東天紅で大阪の夜景を眺めながら
早めの晩ごはんを食べて
いずみホールでのベレゾフスキーリサイタルを聴きました

〜プログラム〜
メトネル： おとぎ話　op.34-2　op.42-1　op.14-2 「騎士の行進」
　　　　　　　　　　op.14-1「オフィーリアの歌」 op.26-2 　op.20-2 「鐘」

ラフマニノフ： 10の前奏曲 op.23　　　　　　　

リスト： 超絶技巧練習曲集 S.139（全曲）
　　　　　　　　　　1. ハ長調 「前奏曲」
　　　　　　　　　　2. イ短調
　　　　　　　　　　3. ヘ長調 「風景」
　　　　　　　　　　4. ニ短調 「マゼッパ」
　　　　　　　　　　5. 変ロ長調 「鬼火」
　　　　　　　　　　6. ト短調 「幻影」
　　　　　　　　　　7. 変ホ長調 「英雄」
　　　　　　　　　　8. ハ短調 「狩り」
　　　　　　　　　　9. 変イ長調 「回想」
　　　　　　　　　　10. ヘ短調
　　　　　　　　　　11. 変ニ長調 「夕べの調べ」
　　　　　　　　　　12. 変ロ短調 「雪かき」


ベレゾフスキーは　ショパン　エチュード全曲CD演奏が大好きで
生演奏は初めてだったのですが
いずみホールに響き渡る輝くピアニズムとデリケートな感性に終始釘付けでした



アンコールも鳴り止まぬ拍手に応えて
アルベニス　アストゥリアスに始まって
ガーシュインのラプソディ・イン・ブルーなど５曲も

轟き渡る圧倒的なffffffffffフォルティッッッッッッッシモから
指先でくすぐるような繊細なppppppppピアニッッッッッッッッシモまで
楽々悠々弾ける軽妙なテクニックの秘技に唸るばかり　
うううううううううう〜〜〜〜

大阪公演の前日は　東京でラフマニノフピアノコンチェルト２番♪
大阪公演の翌日は　また東京でリサイタル♪

フェラーリかポルシェで走り抜けるようなベレゾフスキーのピアノ
エンターテイナー・ベレゾフスキー圧巻リサイタルでした

タグ：ベレゾフスキーリサイタル メトネル ラフマニノフ１０の前奏曲 リスト超絶技巧練習曲全曲 ツイン２１ 東天紅 夜景の見えるレストラン いずみホール アンコール アルベニス ガーシュイン エンターテイナー ポルシェ フェラーリ

日本音楽コンクール第３予選〜実力伯仲のハーフリサイタル

日本音楽コンクール第３予選課題曲は
Mozartのソナタ(全楽章)または変奏曲(全曲)から1曲
Schubert　Chopin　Schumann　Liszt　Brahms
より一人の作曲家を選び　1曲あるいは複数曲を演奏
上記を合わせて３５〜４５分にまとめます


最終予選の演奏順は　１次２次予選の演奏順を入れ替え　
２次予選通過者９名の演奏順を真ん中で区切り
前のブロックと後ろのブロックを入れ替えるということを当日始めて知りました。。。


実力伯仲の３次予選で最も長い４５分プログラム♪　
２次から３次の準備期間が中３日あるのと１日しかないのとでは　
筋肉疲労緩和や最終調整できる時間も　条件がかなり違うなぁと少し残念に思いましたが　
もちろん様々な条件や環境も踏まえて　精神的に一山ずつ乗り越えて行かなくてはなりません


トッパンホール３回目のステージに挑んで　黒いドレスに身を纏ったマルチが登場
モーツァルトソナタ K.333では
ウィーンの薫り高きエレガントで気品ある演奏スタイルと
きらきら天使のような音色を奏でていました

ショパン　ノクターンop.27-2では
甘美なメロディーに陶酔することなく　シルクのようなやさしい感触で
そっとこころに語りかけ　寄り添うように　一音一音をしっとりと歌い上げていました

ショパンの最高傑作　葬送行進曲で有名な葬送ソナタでは
１楽章から４楽章までひとくくりにして　その楽章ごとのモティーフを大切に
１９歳のマルチなりに　死の詩をこころに響かせながら渾身の演奏をし
堂々と弾き終えることができました

マルチの音色にすっぽり包まれていると　小さい頃から紡いできた音の歩みがこころに浮かび
音楽の成長はもちろん　心の成長をほのぼのあたたかく感じるひとときでした
ただ　もう一日練習時間を与えていただけたなら　
もっと思い切ったスケール感で演奏できたであろうと。。。


９月１５日から始まって２６日までの予選開催期間に　
３回のステージでコンディションを整え　それぞれ全力を出し切ることは至難の業
９名のタイプの全く異なるピアニストたちが　怯むことなく自分の信じる音楽を奏でる姿に　
長年に亘る音づくりの経緯や心情が目に浮かび　深い感動と感銘を受けました


甲乙つけがたい演奏を　審査なさる１１名の審査員の先生方にも
リサイタル４〜５回分ほどの演奏を　詳細まで漏らさぬように聴いて採点するのは
お心の痛む時間だろう・・・と思いました


結果発表は　羽田空港ラウンジで携帯に入り
マルチは惜しくも本選４名には進めず　オケとの共演切符はいただけませんでしたが
１次２次予選で選ばれてもおかしくない・・・と思うような
実力のある素晴らしい演奏者のコンテスタントが多い中
ここまで自分の持てる力の限り　精一杯演奏できただけでも勿体ないしあわせ・・と
暖かく厳しく導いてくださった先生方や　励ましてくださったみなさんに
感謝の気持ちでいっぱいのマルチの　涙に潤んだ声が耳元に響きました



「ローマは一日にしてならず」

コンクールは　避けては通れない音楽家になるための訓練の大階段・・

エベレストの山に登るような気持ちで　人間として心豊かな成長を育みながら　
愛情に満ちたこころにやさしく響く　精神性の高い音づくりを続けてほしいと　
強く深く願いました


素晴らしい演奏を届けてくださった音楽を愛するコンテスタントのみなさんに　
ありがとうおつかれさま
益々の飛躍と活躍をお祈りして　関空便に乗り込み夜空に願いをこめました

タグ：スケール 日本音楽コンクール 第３予選 リサイタル ピアノ プログラム トッパンホール モーツァルトソナタ K.333 ショパン　ノクターン 葬送行進曲 葬送ソナタ 心の成長 しっとりと ほのぼの 経緯 心情 コンテスタント 実力伯仲 エベレスト 精神性 愛情に満ちた 心優しい音づくり

日本音楽コンクール第３予選〜気持ちをニュートラルに

日本音楽コンクール第２予選結果発表が出た翌日　
第３予選を明日に控えたマルチは♪
「昨日発表終わったばっかりなのに　一日で準備はきついなぁ・・・
　う(--;) 〜時間が足りない・・もう一日ほしいなぁ・・」
１次２次とそれぞれのステージで手一杯　余裕など全くなく
集中力や精神力もぎりぎり限界のところで臨んでいるので
やはり一晩寝ても身体と頭の疲労は溜まっている様子でした。。。

「でも　自分よりもっと実力もあって　満を持してコンクールにかけていた人や　
一緒に励まし合ってきた仲間たちの気持ちを考えると　こんなことで気弱になっている場合じゃない・・・」と暖かい友人からの頑張ってメールを胸に　懸命に自分を奮い立たせ
憧れの４５分ハーフリサイタルに向かって気持ちをニュートラルにコントロールしていました♪




。。。練習の集中を妨げないようにちょこっとお出かけ。。。　
とげぬき地蔵さまにお参りしたり商店街を歩いたり
谷崎潤一郎や芥川龍之介など　たくさんの文豪が眠る染井霊園へ
秋の日射しを浴びながらお墓巡りして緊張をほぐしました　





お昼ごはんは　高木家の手作りパスタ
緊張しても食欲が落ちないのは才能だと　感心しながら完食しました






１日を３倍の集中力に変えて取り組むマルチに　晩ごはんを用意して
私は　またさすらいのお出かけ。。。
ウィーン留学時代からの親友　ヴァイオリニスト・佐分利恭子さんと
レストレストレストでイタリアン＆ワインをいただきながら
バルセロナのマリアカナルス国際コンクールの時の思い出話や
齋藤記念オーケストラ中国公演の話しに花を咲かせてリラックス

演奏会で忙しい時期なのに　わざわざ会いに来てくれた心の友にこころから感謝

音楽を愛する人々に支えられて　歩んで来られた道のりに感謝の夜でした

タグ：日本音楽コンクール 結果発表 ハーフリサイタル ニュートラル 巣鴨 染井霊園 お墓巡り 谷崎潤一郎 芥川龍之介 秋の日射し 完食 イタリアン レストレストレスト バルセロナ マリアカナルス国際コンクール 齋藤記念オーケストラ中国公演 ヴァイオリニスト 佐分利恭子 緊張

日本音楽コンクール第２予選〜勇気を持って

日本音楽コンクール第２予選課題曲は

♪バッハ　平均率１巻２巻から１曲
♪ショパン　エチュードから１曲
♪リスト・ドビュッシー・ラフマニノフ・スクリャービン・バルトーク・プロコフィエフの作品
♪フォーレ・ドビュッシー・ラヴェルの作品
上記をまとめて２０分以内演奏します


トッパンホールでは　選りすぐりのコンテスタント４８名が熱演を披露
その渾身の演奏を熱心に聞き入る審査員と聴衆の眼差しが　ステージに集中していて
異様なほど張りつめた緊迫感が漂い　背中がすくんでくるようです

愛弟子マルチは 午後２番グループ休憩後のトップバッターで登場
まずはじめに　バッハ２巻２３番を奏でました♫
マルチ特有の暖かく包み込む音色がホールに響きます

２曲め　木枯らしのエチュードも
内面から湧き出るファンタジーが余すところなく表現されていました

３曲め　ラフマニノフの音の絵は　トロイカの鈴の音が響く雪原が目に浮かびます

ラストのフランスもの　ラヴェル　道化師の朝の歌では　
良いテンポ感と鮮明なリズムが印象的で
それぞれの作曲家のスタイルとカラーを　バランスよく的確に表現していました



２次予選前日
堀川亭の美味しい和牛ロース肉や元喜のうどんでスタミナをつけたおかげで
自分なりには美味しい音になったのかな




夏野菜添えカレーうどん



肉汁うどん
張り裂けそうになる緊張やプレッシャーには美味しいものが一番いいようで
元気や自信を失いそうになっても　
美味しいものを食べると　不思議と　いつしか笑顔が戻ってくるマルチ



本人はいつもの８割の出来だったようで　演奏後は沈みがちでしたが
「あの恐ろしい緊張と雰囲気の中では　今の自分なりには精一杯できたのだとしなきゃ」と
演奏が終わったことに　ともかく安堵。。。
「自分よりももっと上手な人もいる中で　２次予選に演奏できただけで幸せ」と
演奏を聴いて励ましてくれた　親愛なる素晴らしい仲間達に囲まれて　
ようやくマルチ本来の笑顔を取り戻していました

マルチの前後の方の演奏も　みなさん素晴らしい才能と個性あふれる音楽
まるでリサイタルの競演を聴かせて頂いているようでした

夕方２次予選発表があり　全く自信がなかったマルチは自宅に帰っていたところ
友人から連絡をいただき　もったいないことに３次予選９名の演奏切符をいただきました♪

２次予選突破の厚く高くそびえる壁を乗り越えるために　
２３６人の演奏者たちが目指した　３次予選への道のりは大変過酷で極めて険しいものです…

そのすべての演奏者の　並々ならぬ日々の努力の重みと想いをひしひしと感じ
ステージにたたせて頂けることすべてに感謝して
明日の３次予選４５分間ステージへ向かって　
勇気を持って力強く前進してほしいと　こころから切に願いました

タグ：日本音楽コンクール２次予選 トッパンホール 堀川亭 和牛ロース肉 元喜うどん 肉汁うどん 仲間達 バッハ平均率２巻 ショパンエチュード 木枯らし 道化師の朝の歌 ラフマニノフ音の絵 トロイカ 雪原 緊張 リサイタル 演奏切符

日本音楽コンクール第２次予選〜とげぬき地蔵さま

日本音楽コンクール第２次予選の日の朝を迎えました　
マルチが最終調整に懸命に集中している一方　狭い下宿のマンションに一緒だと息苦しく
こちらの緊張が沸点に達しそうになったので
「ちょっと出かけてくるね…」と外へ。。。



世の中は９月２回目の連休で　巣鴨界隈は早朝からとげ抜き地蔵に向かう人の波　
緊張した体を　その流れに身を任せてお参りしました


さすがにとげ抜き地蔵さまは大人気　行列が続いていました

。。。どうかのびのびと持てる力を音に届けられますように。。。




八つ目ウナギのにしむらの匂いに釣られて　美味しいくりから弁当をテイクアウト



すがもんのおしり　触ると癒されるようです。。。
いざ　会場へ向かいました

タグ：巣鴨 とげ抜き地蔵 高岩寺 にしむら 八つ目ウナギ くりから弁当 日本音楽コンクール第２次予選

日本音楽コンクール第１次予選・トッパンホール

第８０回日本音楽コンクール第１予選が
１５～１８日の４日間にわたって東京のトッパンホールで行われました

１次予選課題曲はベートーヴェンソナタ　
２番　４番　７番　１１番　１５番　１６番　１８番の中から任意の曲
愛弟子マルチは最終日４日目に７番を演奏しました♪

ところが　出だしの音が鳴りだしたとたん…
いつものマルチらしい生き生きとしたベートーヴェンの生命力が乏しく調子が変
一体どうしたのだろう…と客席で大変心配して聴いていました

どうやら珍しく「椅子の高さ微調整を失敗してしまった、、、」と
弾いた直後は力を出し切れず撃沈していましたが　ぎりぎり命を救っていただき
史上最多の参加者２３６名の大激戦を突破し　第２次予選通過者４８名に残りました








国内外の著名なコンクール入賞者や個性豊かな強者ぞろいの演奏審査の中　
襲いかかってくる緊張との闘いで　思わず心臓や内臓が飛び出そうになります

演奏順や出番の時間帯によっても　微妙に状況も変化するので
実力は同じでもそのときの運で選に漏れることは少なくありません。

演奏者が音楽をどれほど深く愛しているか
その作品をどんな思いで表現しているか
ピアノ演奏を通じて聴いて頂く人の心にどんなメッセージを届けたいか

最後は自分の音楽を信じてリラックスを心がけ　平常心で向かって行くしか道はありませんね
なにはともあれ２２〜２４日の２次予選では　いつものマルチらしく愛情に満ちた音色で　
悔いのないこころのこもった演奏を届けられるよう力を尽くしてほしいです







撃沈モードを救ってくれるのは　やっぱり　これ
高木家のショートケーキ
不思議と笑顔がこぼれ元気が出てくる　美味しいピアノの原点ですね

相愛大学後期授業も始まるので　これから羽田空港から関空へ向かいます

タグ：日本音楽コンクール第１次予選 ピアノ部門 ベートーヴェンソナタ 史上最多 生命力 高木家 美味しいピアノ トッパンホール 相愛大学

記念日お祝い＆全日本学生音楽コンクール本選進出

夕焼けが西の空を茜色に染め　中秋の名月が夜空を美しく照らすこのごろ　
みなさまにはいかがお過ごしでしょうか
９月はとりわけ忙しいスケジュールに忙殺されて
日頃は食後の腹ごなしや小休憩に行う　スピードブログアップも滞ってしまいました

９月初旬に行われた堺ピアノコンクールでは　中１年の愛弟子Aさんが中学生部門で金賞をいただき
入賞者演奏会では　ショパンのポロネーズを演奏

ヨーロッパ国際コンクールでは　高３年の愛弟子Sさんがドビュッシー喜びの島を演奏し
全国大会へ進出

また先日の全日本学生音楽コンクール大阪大会高校生部門予選では
高１年の愛弟子Yさんが８４名中12名の激戦を突破して念願の本選進出を果たしました

学生音コン予選課題曲♪
バッハ平均律２巻３番は　プレリュードの柔らかく芯のあるタッチが難しく
フーガも声部の弾きわけや音色にかなり苦戦

ショパンエチュード１番も　難しい右手はもちろんのこと
左手のメロディーや和声感の表現がなかなか手中にはまらず苦戦

ラフマニノフ音の絵　op.39-6は技巧に富んだ様々なテクニックと
悪魔のような怪しげな音色と煌めくピアニズムに向き合う日々

レッスンや練習はもちろん　夏の研究会やヒメシャラ堂でのお浚い会など
じりじりと演奏レベルを極限まで登りつめていく作業に　涙するときも( ｡-_-｡)。。

けれども持ち前のあきらめない精神で　本番までよく粘り強く練習し
自分のベストは出し切って　強豪揃いの中をくぐり抜け予選突破の夢を実現しました(*^。^*)

会話力や礼儀・舞台マナー・歩き方・座り方・姿勢・日常の生活リズム・・・etc
ピアノ演奏は日々の練習はもちろん　人間力をレベルアップして行かなくては　
人の心に響く演奏には到達できないので
様々な注意点を克服し　しっかりやり遂げた精神が素晴らしくBRAVO〜
次のハードルはさらに高く困難な道のりが続きますが
美味しいピアノを目指して心豊かに頑張ってほしいです


ハードスケジュールの合間を縫って秋晴れの日
親愛なる先達の８５歳のお誕生日お祝いに　アキュイールランチ
雲丹ととトウモロコシのロワイヤル





蒸しアワビとトマトのジュレ





軽く炙った手長海老とただ茶豆のコンソメスープ





フランスシャラン産鴨胸肉のロースト





お誕生日プレートはシェフ手作りのサプライズプレゼント



いろいろな葡萄とデラウェアのジュレ


他に甘鯛のポアレなども絶妙な美味しさ

中多シェフが織りなす最高のフレンチに　先達も大喜びでお幸せそう
こころ温まる至福の記念日となりました

タグ：ピアノ 全日本学生音楽コンクール大阪大会 バッハ平均律 ショパンエチュード ラフマニノフ音の絵 アキュイール 中多シェフ 美味しいフレンチ ヨーロッパ国際コンクール ドビュッシー喜びの島 堺ピアノコンクール ショパンポロネーズ 記念日お祝い

第１５回ピアノ研究会〜煌めくピアニズム

お盆休み明けの日曜　堺市立栂文化会館に於いて夏のピアノ研究会を開催しました
朝から調律の中條信義さんが入念に楽器の調整をして下さり
可憐なステージフラワーはフラワーデザイナー高橋喜久枝さんがカサブランカをメインに
彩り鮮やかに仕上げて下さいました
夏から秋に向けてコンクール課題曲を中心に愛弟子たちの気迫こもった熱演が繰り広げられました




門を叩いてまだ半年余り　小学４年生のAさんは飛躍的に成長し
入門前は５０分ほどの練習時間だったのが　夏休みは意欲満々ピティナ本選に挑み
日々８時間の練習を積み重ねるほどのピアノ大好きレディーに変貌(*^_^*)
本当に美しい音色を奏でるまでに成長し努力賞に輝きました







小学６年生のＭさんは負けず嫌いの頑張りやさん
ピティナ全国大会惜しくも進出ならずで本選奨励賞でしたが　
心に響くピアノに目覚めたように
こころ一つにピアノに向き合う姿には　心打たれる思い。。。
ハイドンソナタやシベリウス金魚草を好演　こころに響くピアノ賞







高校２年生のNさんは　ピティナ全国大会に出場しベスト１２賞に輝きました

「レッスンの内容を自分なりに理解できるようになって練習方法なども随分変わりました。
これからは譜読みの時に、自分の頭をよく使っていければと思っています。
やればやっただけの成果が現れるのだと、身に染みて感じました。
今までのピアノ人生の中で　私は今一番幸せです！！
今回のことを自分の励みにして、真っ直ぐ突き進んで行きたいと思います！！」と
力強い言葉に表れるような　情熱迸るピアニズムを披露してくれました
特にリストパガニーニ大練習曲６番はBRAVO







外国語を専門に学ぶ関西大学１年在学中のTさんは　ラフマニノフ　プレリュードop23を演奏
受験期間のブランクも感じさせない心に染みる音色を届けてくれました
涙腺がゆるむほど　素敵なラフマニノフに
ベストステージ賞






相愛大学ピアノアドヴァンス課程１年在学中のＹさんは　
新曲ブラームスソナタ２番を１か月足らずで自力で仕上げ頼もしい限り。。。
楽譜を見てじっくり考え楽曲分析することの大切さをひしひしと感じて　
自分なりに曲をまとめていく力を養った様子
充実した練習を実現し堂々とした演奏に　風格いっぱい賞

他の愛弟子の演奏も煌めくピアニズムでそれぞれの良さが隅々に現れていたことが
とても嬉しく感じる夏の一日となりました









終演後は　先月生まれたばかり弟子入り希望のREOくんを抱っこ
赤ちゃん大好きなので　可愛くて食べたくてもうめろめろです*^_^*
小指・５の指の表情が未来の演奏家を思わせるかもです〜〜〜





美味しいピアノを奏でた後は　美味しく楽しい打ち上げです

フレールドシャンソニエで楽しいおしゃべりとともに美味しいフレンチコースをいただきました

研究会前日オーケストラと共演した小学５年Wさん
「本番を２日続けたのは初めてで大変だったけど　苦あれば楽ありだな・・と思いました」

頑張ることの大切さや　あきらめず夢を実現していくの素晴らしさを
ひとりひとりが身をもって感じていることに　大いなる成長を誇らしく思う一日

チャレンジなくして成功は無し
勇気と情熱と感謝を忘れず　これからも苦あれば楽ありの精神で歩んで行きたいですね

タグ：関西大学 赤ちゃん 未来の演奏家 小指 相愛大学 ピアノ研究会 ピティナピアノコンペティション 全国大会ベスト賞 苦あれば楽あり 勇気 チャレンジ 情熱 感謝 煌めくピアニズム 心に響くピアノ 打ち上げ フレールドシャンソニエ フレンチレストラン 美味しいピアノ フラワーデザイナー 高橋喜久枝 カサブランカ 堺市立栂文化会館 コンクール 意欲満々 努力賞 ベスト賞 ベストステージ賞 負けず嫌い 調律 中條信義

オーケストラと夢の共演・協奏曲のひととき

池田市アゼリアホールにおいて　スペリアーピアノコンチェルト〜協奏曲のひとときが開催され
愛弟子Wさんがバッハチェンバロ協奏曲を演奏しました


ゲネプロでは　フレーズの終わりタイミングをどのように合わせるか
ホールの響き方を確かめながら　指揮者の牧村邦彦先生と打ち合わせ

一通りオーケストラとの合わせが終わって　ホッと一息。。。(^。^)

「美味しいお昼を食べに行きましょうか・・・」と

ホール近くのイタリアンレストラン サバニーで　パスタランチ








日頃の練習の成果が実って　本番ではストリングスの響きに融け合うように
透明感ある音色で美しさを表現していました

夢のオーケストラとの共演を無事終えて　ホッとする間もなく　
明日２１日は愛弟子たちのピアノ研究会

ステージで演奏できる大いなる幸せを噛みしめながら　次の目標に向かって
たくましく心豊かに成長していってほしいと願いました


ピアノ研究会のご案内
　８月２１日㈰　堺市立栂文化会館　入場無料

◎１部・・・１２：００〜１３：４０
　コンクール課題曲＋バッハ・エチュードを中心に
◎２部・・・１３：５０〜１４：５５
　作品発表　"あの夏"
　ラフマニノフ音の絵/プレリュード
　ベートーヴェンソナタ　７番/２６番"告別"　
　リスト　エステ荘の噴水　他
◎３部・・・１５：０５〜１６：１５
　ベートーヴェンソナタ　１８番/２４番"テレーゼ"
　リストパガニーニ大練習曲１番/６番
　モーツァルトソナタK333/ショパン　ノクターン
　ブラームスソナタ２番/ラヴェル　道化師の朝の歌　他


夏の疲れを吹き飛ばす　気迫のこもった熱演が繰り広げられると思いますので
お時間がございましたら　是非お越し下さいませ♪
こころよりお待ちしております(*^_^*)　

タグ：リスト テレーゼ サバニー ピアノ研究会 イタリアン ベートーヴェンソナタ２４番 告別 モーツァルトソナタ パスタランチ 道化師の朝の歌 バッハ ラヴェル ブラームスソナタ２番 エチュード 堺市立栂文化会館 エステ荘の噴水 ストリングスの響き 美味しいランチ バッハチェンバロ協奏曲 オーケストラと共演 牧村邦彦 池田市アゼリアホール スペリアーピアノコンチェルト 気迫

美味しいピアノの原点〜コンチェルトオケ合わせ

６：３０起床ジャングルの水やりや朝の家事や受験生アラレちゃんの昼食支度を済ませて　
１０：３０愛弟子たちを乗せて大急ぎで尼崎ピッコロシアターへ愛車を飛ばしました
お盆前の１０日ということもあって　どこも交通量が多い中無事到着


来音会コンクールで入賞した小学５年生の愛弟子Wちゃんが　
８月２０日池田市民文化会館アゼリアホールで開催される入賞者演奏会を控えて　
バッハチェンバロ協奏曲BWV.1056　２楽章をオーケストラと初合わせ

牧村邦彦先生指揮　エウフォニカ管弦楽団の響きにWちゃんのピアノの音色が重なります☆

本番では強弱や表情にもっと豊かな広がりを加えて　アンサンブルの喜びや楽しみを肌に感じ
色彩豊かな音づくりを目指してほしいと願いながら見守っていました♬

chiho's学生時代は　最優秀の成績を収めるかプロの演奏家にならなくては
オケとの共演など夢のまた夢でしたが　
近頃の子供達は　本当にチャレンジ精神があれば
恵まれた環境を手に入れることができるのですから　
もっと好奇心冒険心を持って飛躍していってほしいですね(#^_^#)






「さてと・・・頑張ったあとは美味しいお昼ごはんにいこう」と

３８℃の猛暑の中またまた高速に乗り　chiho'sお気に入り美味しいうどん・雅次郎に到着
最近魔法のレストランでも紹介されたようです
メニューを見ながらわくわく。。。







ちくわ天ぶっかけ・和牛肉温玉ぶっかけ・海老と揚げ餅のぶっかけ・海老天ひやつけ

一生懸命働いた後のごはんはたまらないでしょ〜〜〜
美味しすぎ〜〜〜









Wちゃん＋応援にかけつけた愛弟子Mちゃん( ^_^)／□☆□＼(^_^ )







ダイナミックで見事な食べっぷり　間違いなく美味しいピアノになるなる







夕方帰宅すると　カマキリが迎えてくれました
ヒメシャラ堂には　毎日珍しいお客さまがたくさん訪問します。。。








夕方の水やりと打ち水をすませレッスン　夜中練習して目下グルメ太郎の晩ごはん。。。
マウス片手グラス片手に紹興酒ロックで疲れを癒してそろそろ一日を終えたいと思います

猛暑続きですので　熱中症や夏バテにはお気をつけくださいませ＾＾♫

タグ：バッハチェンバロ協奏曲 来音会コンクール 入賞者演奏会 エウフォニカ管弦楽団 牧村邦彦 指揮 美味しいピアノ 美味しいお昼ごはん うどん・雅次郎 魔法のレストラン ちくわ天ぶっかけ 和牛肉温玉ぶっかけ 海老天ひやつけ 海老と揚げ餅のぶっかけ オーケストラと共演 カマキリ ヒメシャラ堂 打ち水 紹興酒ロック 熱中症

ツバメ朝顔が咲いた日〜ピティナ全国進出決定

8月21日(日)堺市立栂文化会館でのピアノ研究会やコンクールレッスンに追われて
５時間前後の睡眠で寝不足気味の夏です
雨の日の翌朝起きてみると　ツバメ朝顔が愛らしい花をいくつも咲かせていました


朝一番　今日がピティナピアノコンペティション本選のNさんから
「本番で一番いい演奏ができるよう平常心で頑張ります」とメールが入っていたので
朝日に輝く朝顔に　夢と目標達成をお祈りしました

ところがレッスン中
「緊張のあまりはずして焦ってしまって　いつも通りには弾けませんでした・・」と報告メール

「自分の音楽を信じて最後の発表まで願いを念じ続けなさい」と返信

それから数時間後
「あきらめていたのですが　全国大会へ進むことができました」
と嬉しいメール

ベートーヴェンソナタ１８番１楽章と　リストパガニーニ大練習曲６番を演奏したNさんは
夏休みは日々１０時間近く練習に打ち込んでいた努力が実って
西日本大会本選　F級５２名参加者の中　
３位・読売新聞社賞で　夢の実現にまた一歩近づきました

１９日の全国大会まで　４曲仕上げて行かなくてはいけませんから
さらなるチャレンジが続きますが
計画して　実行して　上達することを楽しみながら　こころを尽くせば
必ずよい結果につながると信じています(*^^*)

朝顔の花言葉は〜平静・愛情

まさに朝顔の花言葉のような　Nさんの快挙と躍進を嬉しく頼もしく思う一日でした

タグ：ツバメ朝顔 ピティナピアノコンペティション本選 全国大会 読売新聞社賞 平静 快挙 躍進 堺市立栂文化会館 ピアノ研究会 コンクールレッスン 寝不足 計画 実行 結果 夢の実現 目標達成 朝日

こころの琴線に触れる音色を奏でたい

６月末から今月にかけて　愛弟子たちの健闘と熱演が続きました
宝塚ベガコンクール本選にチャレンジした愛弟子♪
日本ピアノ教育連盟入賞者演奏会に出演した愛弟子たち♬♬♬
演奏家新人オーディションに合格した愛弟子♪
ピティナピアノコンペティション予選にチャレンジした愛弟子たち♫♫♫♫♫♫♫
自分自身が掲げていた目標を達成した人　残念な結果に終わった人
悲喜交々の２週間が矢のように過ぎ去りました


〜フェニックスホールでの演奏風景〜

体調の善し悪しや出番の時間帯に関係なく　
本番で　自己最高の演奏を出し切ることの難しさ厳しさを共に痛感した日々でした

結果はともかく　演奏した愛弟子たちは確実にスキルアップを成功させ
以前より一段と成長していたことが素晴らしく　
若い人たちの吸収力って凄いなあ・・・と感じずにはいられませんでした

弦楽器や管楽器と違ってピアノは　コンクールや演奏会で同じ楽器を同じ空間で演奏するので
十人十色のピアノの音を聴き比べる楽しみもあります
洋服の好みやお料理のセンスが違うように　やはりこの音が好きかどうかなんだろうと。。。

完璧な演奏を目指して取り組まなくてはならないことも
コンクール優勝やプロの演奏家としては必要な要素ですが
それだけが大事なことでもないような気がしてなりません。。。

１点２点の僅差で無念な結果に終わろうとも　決して自信を失わず
七転び八起きの精神で　めげずに感性を磨き抜いていきたいと心から思うのです

愛弟子たちが登場し　ピアノを奏で始めると
あ〜〜いい音〜〜　こころが透き通るよう〜　いい気持ち〜〜　と
ハートがしあわせな気持ちに包まれます　

競争に勝つ演奏というよりも　深い愛情に満ちた琴線に触れる音づくりがしたい
そういう思いがますます強くなる２週間でした・・・

もちろん
音楽への愛情パワーがこころで奏でる音づくりにつながっていくこと
今の頑張りが未来の自分を確実に創り上げていることを心底から願いながら(#^_^#)

タグ：琴線に触れる音づくり こころで奏でる 宝塚ベガコンクール本選 完璧な演奏 目標達成 健闘 熱演 悲喜交々 日本教育連盟ピアノ入賞者演奏会 フェニックスホール ピティナピアノコンペティション予選 スキルアップ 感性を磨く 愛情に満ちた音 ピアノ 弦楽器 管楽器 気持ちいい響き 七転び八起きの精神

宝塚ベガコンクール予選

宝塚ベガ音楽コンクール予選が宝塚ベガホールで２日間に亘って開催されました



ベガ（Vega）は　琴座の中でもっともよく輝いている織女星のことで
全世界の人に仰ぎ見られるこの星を
「小さくても響きの良いコンサートホール」への願いをこめて名付けられたそうです

煉瓦造りの格調高いホールには　正面にパイプオルガンもあって
スタインウェイD274・ベーゼンドルファーMOD-290
ヤマハCFⅢ・カワイSK-EXのコンサートピアノ４台が　
ステージに並べられ　試弾はありませんが自由に楽器選択できます

予選課題曲はショパンエチュード任意の１曲＋自由曲

愛弟子マルチも２日目に出場・・
ショパンエチュード　木枯らしとラフマニノフ　絵画的練習曲op.33-2を演奏
審査の結果エントリー100名中16名が予選通過し
6月25日の本選に出場することが決まりました♫

ステージに出ていきなりハイテンションでショパンエチュードを演奏する
ピアニストにとっては　精神的にもテクニック的にもストレスの多いことですが
ポルシェの走りのようなスリル満点の木枯らしを熱演するマルチを
客席で手に汗を握る思いで聴いていました(^_^;)

ラフマニノフは　ホールの空間にロマンチシズムが豊かに漂い
粒の揃った長いトリルも　星の燦めきのような美しさが際だっていました


25日の本選では
宝塚ベガ音楽コンクール会場審査員を募集して審査に加われるようですので
中学生以上の音楽を愛するみなさんには審査員になって演奏を楽しんでみませんか*^_^*
下記までお問い合わせくださいませ♪
http://takarazuka-c.jp/page0229.html

タグ：宝塚ベガコンクール 予選審査 ベガ 会場審査員募集 ショパンエチュード 木枯らし ラフマニノフ絵画的練習曲 スタインウェイD274 ベーゼンドルファーMOD-290 ヤマハCFⅢ カワイSK-EX 織女星 琴座 響きのよいコンサートホール ポルシェ スリリングな走り

期待される若き演奏家の集い

新緑に包まれるこどもの日　朝から茨木クリエートセンターへ愛車で向かいました
街路樹の白やピンクの花水木が風に吹かれてひらひら揺れている様子が爽やかな朝でした




毎年５月５日は　関西芸術アカデミー主催『期待される若き演奏家の集い』が開催され
今年で６５回目を迎えました
リハーサルのあと出演者全員と演奏会のスタッフのみなさまとで記念撮影


声楽ヴァイオリンフルートピアノの若手演奏家たちが数々の名曲を披露してくれました









この演奏会３度目の出演をさせていただく愛弟子マルチも早や大学２年生となり
コンサート最後から２番目にラヴェルの鏡より　”悲しい鳥たち”　”道化師の朝の歌”を演奏♫
出だしの一音から　悲しげな鳥の鳴き声を細く透明感のある音で始まり
鳥のさえずりが聞こえ森の情景が見えてくるよう。。。
道化師では　スペインのギターのようにエネルギッシュなリズムや連打
二重音のグリッサンドなどの華やかな演奏技巧を表現していました♬


「本番ってなんだかあっけなく終わってしまうなあ・・
　いっぱい突き詰めて考えて悩んで弾いても　足りないものばかり・・・」とマルチ

。。。本当にそうだよね。。。と心の中でつぶやきながらも

「一生懸命無心になれることがあるってことは　それだけでとてもしあわせなこと・・
聴いてくださる方の喜んでいる笑顔を見られること　この上ないしあわせ・・」


音楽表現をより高くより深く極めていくのは　限りなく遠い世界に感じるけれど
先が見えない奥行きがあるからこそ　面白いのかもしれません。。。

偉大な音楽の無限の大きさに打ちのめされることなく　
音楽が社会に果たす役割をもしっかりと考えながら　
自分の芸術を磨いて淡々と音づくりに励んでいかなくては・・・と思う一日でした

タグ：ピアノ 期待される若き演奏家の集い 茨木クリエートセンター 関西芸術アカデミー こどもの日 ラヴェル鏡 悲しい鳥たち 道化師の朝の歌 森の情景 鳥のさえずり スペイン ギター グリッサンド しあわせ

夢に向かって一歩ずつ

大阪梅田にあるサンケイホールブリーゼで　
なにわ芸術祭新進音楽家競演会が開催され愛弟子Yさんが出演しました


ブリーゼ〜そよ風　というネーミングのブリーゼタワーは　
ドイツ人建築家クリストフ・インゲンホーフェンの設計で　ホワイエは白
ホールは「ブラックボックス」と称される漆黒の空間で壁やシートすべて黒一色
ブラック＆ホワイト　ピアノも白と黒でぞくぞくする異空間に　
一歩足を踏み入れると宇宙へ行ったような感覚に包まれます。。




リハーサルでは「今までのホールと全然違って慣れないまま何が何だかわからなかった・・」と
大緊張のYさん

少しアドバイスをしてエールを送ったら　本番に向けてほっと一息つけたようでした

本番では　プロコフィエフソナタ３番を瑞々しいテンポとリズムで
音楽の宇宙を表現しました
初めての大舞台と空間にコントロールできない残念なところもありましたが
最後の一音まで質の良いタッチとハートのこもった演奏を
立派に果たしてくれたことが誇らしく思いました

今後はピアニストを目指して　新人演奏会やワルシャワ音楽院夏期講習会など
研鑽を積み重ねていきたいと熱き想いを胸に秘めるYさん♫

決して容易い道のりではないけれど　持ち前の粘り強い精神力で
夢を実現させていってほしいと願いました








ウィーン時代の友人と十数年ぶりに再会し　京野菜料理でお麩ののピッツァなど
美味しく楽しいひとときを過ごしました
ドイツ語の翻訳やレッスン　ピアノ指導に声楽指導・・・
多芸多才なMさんは　以前にも増してパワフル
元気パワーをもらって　忘れかけているドイツ語を勉強しなくては・・・と
家路につきました

タグ：サンケイホールブリーゼ そよ風 なにわ芸術祭新進音楽家競演会 クリストフ・インゲンホーフェン 漆黒の空間 ブラックボックス 宇宙 プロコフィエフソナタ３番 京野菜料理 ドイツ語

春風を運ぶピアノコンサート〜情熱迸る女子ピアノ

ピアノコンサートの続きを綴りますのでご覧ください。。。


小４年Wさんと小６年Yさんは
小森昭宏作曲　こどもの四季より「春」を連弾初共演
楽しいリズムや優しいメロディーに乗せて　春の息吹を感じる演奏を届けていました
お互いに思いやりのこころを学ぶアンサンブル連弾を経験して　
さらにステップアップできますように
思いやりが素敵だったね賞






インフルエンザの高熱にも負けず　コンサートに向けて指が鈍らないようにと
自主的に自宅で意欲を燃やして練習
リスト・乙女の願いとショパン・幻想即興曲を立派に演奏した　小５年HさんNさん
　


何が起こっても　最後までやり遂げようとする気持ちが滲み出る気迫のこもった演奏でした
気迫のこもった演奏賞に耀きました








指がとっても速く動くのに　なかなか歌につながらなかった中２年Kさん
バッハ・フランス組曲を　テンポ良くしっとりとまろやかな音色に仕上げ
成長を感じる演奏でした
バッハが上手になったので　バッハ歌えるようになったネ賞










一年の著しい成長を感じたのがショパン国際ピアノコンクールinASIAアジア大会入賞　
リスト　パガニーニ大練習曲６番を演奏した高１年Tさん



ラヴェル　水の戯れ　ショパンスケルツォ３番を演奏した同年Yさん
ヤングピアニスト推薦演奏会にも出演し　念願のいずみホール演奏の夢を叶えました

毎日の積み重ねが積もり積もって　力となることを実感し
入賞の喜びを噛みしめると同時に　音楽で人の心にも喜びや感動を与えることの
素晴らしさを学んだステージ経験になったことと思います
TさんYさんに　音楽を感じる心が成長したね賞を贈ります









東京芸大１年マルチさんは　浜松国際ピアノアカデミーコンクール曲
ショパン葬送ソナタ他数曲を演奏。。
リサイタルやピアノ協奏曲をオーケストラと共演することが夢をいうマルチは　
凄いテクニックと表現力を兼ね備えたピアニストは世界中たくさんいるけれど　
愛される音楽家になるために最も大切な要素は何であるかを模索中
巨大地震の影響で　アカデミーは会期途中で中止となってしまいましたが
チャレンジと努力を続け　後輩達にお手本となるような演奏
人々のこころに響くピアニズムを磨いていってほしいです
　



今年はチャレンジの年に・・・と
相愛大学卒業後も猛練習を続けているTさんは　リスト・メフィストワルツ１番を熱演
ハートに火がつくのが遅いタイプでしたが　　
将来の目的をしっかり持って学んでいる姿勢が素晴らしく
アシスタントレッスンを手伝ってくれて　本当に頼もしい限りでした

タグ：ショパンエチュード バッハフランス組曲 しっとり 熱演 連弾 幻想即興曲 乙女の願い リスト メフィストワルツ１番 葬送ソナタ 情熱 迸る 春風 浜松国際ピアノアカデミー ショパン国際ピアノコンクールinASIAアジア大会 いずみホール ヤングピアニスト推薦演奏会 東京芸大 相愛大学

春風を運ぶピアノコンサート〜男子ピアノは草食系？

３月５日に開催した第１９回ピアノコンサートのページを再び綴ります。。。



将来作曲家を目指す　中１年のNくんが『The　Earth』作品発表
地球の壮大な山や森林　美しい海　宇宙から見た青い地球をイメージして作った作品には
「美しい地球に生かされている喜びを伝えたい・・」という熱い想いがこめられています
サッカーも勉強も全力投球　人一倍ガッツのあるNくんのこと
きっと愛される曲をたくさん生み出していくことと　将来が楽しみです








ピアノを弾いているとやさしい気持になれる
だからピアノが大好き。。という小２年のMくんは剣道少年
ブルグミュラーの　素直な心　を心優しい音色で演奏


プロコフィエフのきりぎりすの行進を
草むらでギーちょんギーちょんと　きりぎりすが鳴いている様子をピアノの音に
表現したのは　小３年のTくん
ピアノは好きではないけど　まあ普通。。。と言ってのける正直な性格がとてもユニーク









ショパンのワルツには　舞踏的ワルツと内面的ワルツがあるなかで
ワルツにもののあはれを表現した中２年Nくんは　独特の雰囲気に仕上げました
彼の演奏はまねしようとしても　誰にもまねできない世界を持っています


将来は音楽の道へ進みたいという中２年Sくんは　愛する恋人に捧げた
ベートーヴェンソナタ月光を情熱的に演奏

恋に破れた胸の内や　甘く切ない気持ち　もっと大人の表現ができるよう
経験を積み重ねて　夢を叶えられますようにと　願いながら音色に聴き入っていました






いつも男子組がやって来ると　
「最近はどの世界も女子の方が粘り強く優秀な人が増えているから　男子組は気合いを入れて〜〜　頼れる人になって助けてね」と活を入れる場面が増えてしまった(^_^;)

草食系かどうかは　今の時点ではなんとも言えませんが
勉強やスポーツ　ピアノで鍛えて　骨のある男性に成長してくれることを固く信じています(^。^)

タグ：ピアノコンサート 草食系 男子ピアノ プロコフィエフ きりぎりすの行進 ブルグミュラー 素直な心 the earth 地球 美しい海 サッカー少年 剣道少年 音楽家 作曲家 作品発表 粘り強く 頼れる人 ベートーヴェン月光 恋人

こうのとりコンサート〜愛しい命のために

巨大地震発生から３日間　胸の痛む悲痛な日々が続くなか
１２日は和歌山紀ノ川市ホール田園において　
０歳からのクラシック・こうのとりコンサート
〜愛しい命のために〜音と夢と感動の心ときめく子育て講演が開催されました

講演のはじめに　
地震でお亡くなりになった方々のご冥福をお祈り申し上げ
被災された方々にこころよりお見舞いを申し上げました・・

ニュージーランド地震もまだまだ問題を残す中　
史上空前M9の大地震発生に愕然とし
一刻も早く一人でもおおくの命が救われるようにと祈る思い・・

一瞬一瞬を大切に心尽くして　節電や義援金など
少しでもできることを実行していかなくてはという思いを強くします







大地震でこころ震える一日だったにもかかわらず　
ホールには　妊婦のみなさんとそのご家族やお子様連れのご家族　
地域の皆様がたくさんご来場くださっていたので　精一杯こころをこめて　
自分自身の体験や子育ての信条など織り交ぜながらお話しました









講演のお話し中には　幼児の可愛らしい話し声がちらほら洩れていたのに
ピアノ演奏や詩の朗読が始まると　ピタリと水を打ったように静かに聴いてくれたようで
やっぱり音楽の力は凄い。。。と演奏しながら肌に感じていました



アラレちゃんがやさしいトーンで　曲間に３つの詩の朗読をしてくれました





『母さんの子守歌』　　　　　　　詩　中川知保

おぼえている　母さんのおなかにいたころを
あたたかくて　やさしくて　
いつも　守っていてくれる

天使のようね　生まれたばかりの　あかちゃんは
ないていても　わらっていても　
いつも　みんなを　幸せにしてくれる

人は　みんな赤ちゃんだったのに　
こわがらないで　心配しないで　けんかしないで　
いっしょうけんめい　生きてみたいね

目をとじて　耳をすませてみてごらん
聞こえてくるでしょ　ぬくもりの音









バッハ　主よ人の望みの喜びを　から　シューマン　献呈　リスト編曲など数曲演奏のあと
最後に会場のみなさんと　となりのトトロ　さんぽを合唱しました　






待ちに待った愛おしい命の誕生　どうか母子ともにお元気で　
人の心や世の中に　ひとつひとつしあわせの輪を広げていけますように
お聴きくださったみなさまと　
紀の川市役所健康推進課のみなさまに　こころより感謝申し上げます

タグ：和歌山 ホール田園 紀の川市 こうのとりコンサート ０歳からのクラシック 詩の朗読 子育て講演 音楽の力 出産 信条 シューマン献呈 バッハ主よ人の望みの喜びを 愛しい命 母さんの子守歌

こうのとりコンサートリハーサル

晴れ渡る青空が広がった昼下がり　明日２時半から開催される
こうのとりコンサートのリハーサルに　堺から和歌山方面へ愛車を走らせました





会場に着くと　調律の福島さんが熱心にヤマハフルコンの調整と調律をしてくださり
紀の川市役所の保健推進課のみなさんが入念にご準備くださっていました

手の不調もあって　プライベートコンサート以外は　５年近く本番を休止していたので
一抹の不安もあったのですが　昔なじみのファンの方が
「明日を楽しみに聴かせていただきます・・・」とわざわざ駆けつけてくださっていたり
あたたかい歓迎とお心遣いに和む思いで　バッハの調べから一音ずつ奏でてみました

ホールで奏でる懐かしい感触に　眠れる音の森のピアニスト気分




明日は子育てトークが中心なので　これからもう一息お話の骨組みを仕上げて
アラレちゃんによる　詩の朗読もチェックして
大人も子供も楽しめるコンサートづくりに　ラストスパートをかけたいと思います



リハーサルを無事終えて家路につこうとしたところ・・
ちょうどまさしく同じ時に　
東北で観測史上最大のＭ８・８の巨大地震が起こり　仙台では１０ｍの津波で
大きな船や住宅　工場のタンクが流されたり　凄まじい被害が出ていることを知りました。。。

各地では交通にも大きな影響を及ぼし　大混乱している様子
信じがたい映像に悲痛な思いと身震いが起こります

余震にはまだまだ注意が必要と思われますし　

被災された方々には　恐怖で夜を迎えられていることを思うとこころ痛む思いです。

心よりお見舞い申し上げます。。。

地震は本当に怖いです。。。

祈りながらピアノを奏でます。。。

タグ：こうのとりコンサート 子育てトーク ０歳からのクラシック 東北 地震 津波 マグニチュード リハーサル 調律 福島雅明 紀の川市役所 保健推進課 バッハ 詩の朗読 ピアノコンサート

春風を運ぶピアノコンサート〜ステージフラワー

ステージフラワーは　フラワーコーディネーターの高橋喜久枝さんと門下生花ごころの
有志の皆さんの力作で　とても愛らしい春のステージに仕上げていただきました



右側　ひまわりのように見える　黄色のガーベラ

左側　デルフィニウムとチューリップ

蔓を取りに行ってくださったり　お花もちょうど咲き頃になるようにと
美しさのためには下準備が大変
まごころのこもった素晴らしいアートフラワーに　
たくさんの元気エネルギーをいただいて熱演が繰り広げられました








まだピアノを始めて半年のMちゃんは　淡いグリーンのドレスで登場
『あまいパン』や　『ジーグ』をテンポ良くしっかりとした音で素敵に演奏







後半のステージでは　『もうおよめにいっちゃうのね』を可愛いトーク付きで・・


「わたしがおよめにいくとき、どんなきもちになるの？」と　おかあさんにきくと
『とってもさみしくなるわ。』と言ったので
　わたしは「またすぐにあえるよ。」とこたえました。

およめにいくときの　おとうさんおかあさんの　きもちをおもいうかべて
いっしょうけんめい　ひきますので　どうぞきいてください。


あまりのかわいさに　〜とっても可愛かったデ賞〜に輝きました

タグ：あまいぱん かわいらしさ フラワーコーディネーター 高橋喜久枝 蔓 チューリップ デルフィニウム ガーベラ ステージフラワー 花ごころ 咲き頃 アートフラワー

春風を運ぶ〜ピアノコンサート

寒さが幾分和らいだ土曜
レッスン生による第１９回ピアノコンサートが堺市立栂文化会館で開催されました

ピアノを始めて半年ほどの年中さんから大学卒業生まで
それぞれのお気に入りの楽曲を熱演し　
会場のみなさんからいっぱいの拍手をいただきました



この春夕陽丘高校を卒業し　相愛大学演奏コースアドヴァンス課程に入学予定の
Mさんは　ショパンエチュードやラフマニノフ音の絵　スクリャービンソナタ２番を好演


高校生活集大成として　ステージでは一回りも二回りもダイナミックな演奏を披露
ドレスもロシア音楽にぴったりのセンスで　ベストステージ賞


若いうちは　一年ごとにどんどん上手くなるのですから
大学４年間　腕とこころを磨いて　素晴らしいピアニストになってほしいと願いました


心に深く残る演奏やトークを　少しずつご紹介していきますので　おたのしみに*^_^*

タグ：ラフマニノフ 音の絵 堺市立栂文化会館 ショパンエチュード スクリャービン ソナタ ピアニスト 相愛大学 演奏コースアドヴァンス課程 心に残る

ショパン公開講座

ポーランド・ショパン音楽アカデミーのエヴァ・ポヴウォッカ教授による
ショパン講座が相愛大学ホールで開催されました



ショパン　ノクターンop.27　の２曲の演奏に始まり
即興曲１番　バラード３番など　珠玉の音色を紡ぎ出され　
最後にオーケストラ付き作品　アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズを
ピアノ伴奏で演奏されました



ピアノのタッチにおいては
どんなに速いパッセージでも　一音一音けん盤の底まで響いていることを
確かめて丁寧に演奏することの大切さや

音楽的な面では
フレーズとフレーズとの間合いを自然に流れるよう演奏することなどに　少し触れられ

スメンジャンカ氏の著書『ショパンをどのように弾きますか？』などの
文献を参考に　ショパンを研究して理解を深めて演奏しましょうと
講座をしめくくられました



お茶のお稽古から車を飛ばし　ぎりぎり開演に間に合って　
ポーランドの大気に包まれるような音空間に　身を埋めていると
世界には　ほんとうにたくさんの国々があり　異文化があるけれど
芸術を表現する心や技は　何ら変わりはしないのだということを　ひしひしと感じる一日でした

タグ：ショパン 公開講座 相愛大学 スメンジャンカ氏の著書 ショパンをどう弾きますか アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ バラード３番 ノクターン 即興曲１番 ポッヴウォッカ教授 芸術を表現する心 ピアノ

先駆者・ブラームス〜公開セミナー

御堂筋の色づいた銀杏並木を愛車で走り抜け
三木楽器開成館で開催されている　元ミュンヘン音楽大学学長・相愛大学客員教授　　
クラウス・シルデ教授の公開セミナーを聴講してきました

毎年５月のGWに開催されているシルデ先生のセミナー
０４年にシューベルトで始まり　ブラームス　バッハ平均律全曲　
ベートーヴェンソナタ全曲と続き　昨年はシューマン　今年はブラームスです　

今日のプログラムは。。。
♪８つの小品op.76　　♪２つのラプソディーop.79
♪ヘンデルの主題による変奏曲　op.24　　♪３つの間奏曲op.117


東京から愛弟子マルチが帰阪し　ヘンデルバリエーションを演奏させていただき
シルデ先生のブラームスワールドに　包まれる幸せなひとときでした

シルデ先生のこころに染み入る音づくりは　とりわけ繊細で美しく
主題それぞれのテンポ設定やペダルテクニックも　
ブラームスが当時生きていた時代に最も近く相応しいものを
創り上げようとする　細やかな踏み替えとタッチなど
潤いに満ちていて　魂が浄化される思いで
ベーゼンドルファーの音色に聴き入りました


83歳とは思えないシルデ先生の情熱とパワー
１１月後半から１２月半ばにかけて　相愛大学では学生達が特別レッスンを受講し
１１日の最終セミナーでブラームスもいよいよ完結します



♫ここ数日ブログ受信がとても重くてご迷惑をおかけしまして
　ごめんなさいm(__)m
　辛抱強くご覧くださったみなさまありがとうございます
　kohさんにはご親切に　コメント＆アドバイスまでくださいまして心より感謝いたします

　いつまで続けられるかわかりませんが　
　愛情こめてゆるゆると紡いで参りますので
　これからもよろしくお願いいたします(*^。^*)
　

タグ：ヘンデルの主題による変奏曲 間奏曲 ラプソディー ベーゼンドルファー 三木楽器開成館 相愛大学客員教授 元ミュンヘン音楽大学学長 クラウスシルデ・教授 セミナー 先駆者 ブラームス

実りの秋〜嬉しい知らせに乾杯

美味しい秋の果物をいただきました

ビタミンCたっぷりの富有柿
ガン予防の効果が高いラ・フランス
ミネラルをバランスよく含んだ新興梨

朝の果物は前日の疲れを癒してくれてリフレッシュ生き返るようです

種を植えて　丹精こめて作られた食べ物は本当に美味しさが増しますね

今週は大変ハードスケジュールの中　嬉しい知らせがありました

高校３年の愛弟子Yさんが　入試課題曲ショパンエチュード
ベートーヴェンソナタ　ブラームス　スケルツォを演奏し　
相愛大学に新設されたピアノアドヴァンス過程に合格
一足早い春を迎えました

＊アドヴァンス過程とは
優れたピアニストとして活躍することを目指し
ソリスト・アンサンブル奏者として　高い演奏技術・音楽性を身に付けます
ソロ実技レッスンでは広範囲にわたる数多くのレパートリーを学び
室内楽レッスンではさまざまな楽器・声楽とのアンサンブルを勉強し
豊富な演奏実習経験を通して　演奏家としての高い能力を養います

大学４年間は将来を決める大切な期間×
積極的にチャレンジして　実りある大学生活を過ごして
素晴らしいピアニストに育ってくれることを大いに期待しています

高校１年のNさんは　ショパン国際コンクールinASIA　地区大会で
ショパンバラード１番を演奏して　銅賞
全国大会へ進出しました

自分が蒔いた花の種が　長い年月愛情をこめて育て　
美味しい果物が熟して実りの秋を迎えるように
美しい花をひとつひとつ咲かせていく歓びを感じることができ　
本当に嬉しいことでしょう


色とりどりのいくつものお花が　もっともっと咲いていきますように
おめでとう

朝は果物　昼は肉じゃがカレー　夜は・・・

もちろん　ワインで乾杯です

Beaujolaisも解禁になっているので　ゆっくり味わいたいです

タグ：秋の果物 富有柿 新興梨 ラフランス 相愛大学 ピアノアドヴァンス過程 演奏家 ショパン国際コンクールinASIA ショパン バラード１番 ブラームス スケルツォ ショパンエチュード

西新宿高層ビル＆日本音楽コンクール本選会

新宿西口あたりの地下道から地上に出る階段を登ると
超高層ビル群がそびえ立っています



学生時代　自分への頑張ったご褒美には　
お気に入りの洋服などを買い物したり
新宿高層ビルのレストランの窓側の席で　眩しいほどの夜景を眺めながら　
奮発して美味しいDinnerをするのが　楽しみのひとつでした

深夜まで照明が明るく灯っているたくさんの高層ビル窓や　
網の目のように広がる道路や沿線を次々に走っていく車や電車
横断歩道を忙しく行き交う人々を見つめていると　
自分の存在が　なんだかとても小さく感じられます・・・♬

あいにく曇り空で空が青かったら素晴らしいのになあ〜〜と
曇天を恨めしく見上げていました



コクーン（繭）のような外観が特徴の　モード学園コクーンタワー203mは
鮮烈な印象を放っています

新宿から京王新線で初台に到着

東京オペラシティコンサートホール・タケミツメモリアルでの
日本音楽コンクール本選会を聴きました


３次予選に残った９名の演奏者から４名の方々が本選に選出され
曽我大介指揮　東京フィルハーモニーとの共演でピアノ協奏曲を演奏しました

前半のお二人が　チャイコフスキー　ピアノ協奏曲
後半は　サン・サーンス５番　と　ラフマニノフ２番

３次予選のソロの得点に　ピアノコンチェルトの採点が加算されて
審査が行われます


同じ楽器でも演奏者によって　音色が音量もすべて異なることや
選曲が自由な場合　全く違う楽曲をどのような基準で採点するのか
コンクールの度に　十人十色の演奏を聴きながら　
頭を悩ませ　首をかしげることが多いのですが

やはり。。。
卓越した揺るぎない圧倒的なテクニックはもちろん
センセーショナルな心奪われる突出した音楽性と
人間業を越えた？音楽が宇宙まで届くような表現力が必要だなあ。。と
つくづく考えさせられました


僅差での厳しい闘いの中　張りつめた緊張と集中力を高める日々を
最高の水準で保ちながら　本番を立派に弾き終えた４人のみなさんの
計り知れない努力に心から熱い拍手を送り　
３階正面バルコニーの最後列でじっと音色に耳を傾けていました


演奏順が違っていたら・・　
みんな同じ作曲家の曲だったら・・
結果は同じではないような気がするほど　生唾をごっくん状態で
ラフマニノフ最終の拍手が鳴り出したと同時にホールをあとに
羽田空港へ向かい大阪に


ピアノを打楽器のように鳴らしたり　圧倒するテクニックだけでは
息の長い演奏家にはならないでしょうから
何度でもこの人の演奏を聴いてみたいと感じてもらえるような　
心の琴線に触れる演奏
自然の風景が瞼に浮かび　弾く人と聴く人の心が糸でつながるような
愛おしい音色を奏でられる　人間性豊かな演奏が　
断然大好きだなあ・・・と
雨のそぼ降る関空連絡橋を愛車で走り抜け　家路につきました


入賞者のみなさんの世界に向けての益々のご活躍がとても楽しみです

タグ：日本音楽コンクール 本選会 ピアノ協奏曲 チャイコフスキー ラフマニノフ サンサーンス モード学園コクーンタワー 西新宿高層ビル 夜景 東京オペラシティ タケミツメモリアル 心の琴線 糸でつながる 自然の風景 関空連絡橋

ハイノキ植樹＆日本クラシック音楽コンクール入賞コール

自宅３本のシンボルツリー　ヒメシャラ・櫂の木・コハウチワカエデに加えて
新しい仲間　ハイノキが　chiho'sBirthdayにやってきました

多忙を極める太郎自らが　台車で木を運び　息を切らせて穴を掘り　
入念に木の向きを決め植樹



夜のライトアップLED照明です




バスタイムには　ロールスクリーン全開　ガラス越しに　
ハイノキと夜空を眺めて音楽ワインビールしながらリラックス

ハイノキは常緑樹でありながら　繊細な葉と滑らかな木肌で
自然に美しい樹形と風情を年中楽しめ　とても上品な樹なので気に入っています


発熱でなければもっと嬉しかったことなのに
意識朦朧としていてほとんど喜べず感激できなかったBirthday

。。。とハイノキ植樹記事をupしているところ。。。


この春相愛大学を卒業した愛弟子Yさんから
「先生お加減いかがですか？　今結果が出て優秀賞をいただきました　ありがとうございます」との嬉しい知らせが届きました
日本クラシック音楽コンクール一般部門本選会で優秀賞をいただき
Yさんにとっては　生まれて初めて　
夢に描いていた全国大会進出が叶ったのです

「素晴らしい〜〜嬉しいわ〜〜でも〜声が出ないの〜〜」


どんな小さなステージでもいいからピアノ演奏を続けて行きたい


Yさんの　将来の夢の実現に向けて　飛躍の年として
見守りながら叱咤激励している半年でしたが

人の心を打つ演奏を目指して
大学生活より腰を据えて
遙かに超える努力を積み重ねた結果が認められたことが
本当に嬉しく感じられる瞬間でした
　

音楽はこころの詩　
コミュニケーションとイマジネーション

周囲の人に思いやりや感謝がある人は
きっと人の心に愛情を届ける演奏が出来る・・

自分の考えを心に響く言葉で表現できる人は
きっとこころで歌う演奏が出来る・・

自分のいいところを素晴らしいと知り
足りないところも改善しようと知って
夢を実現するために　何をすべきかを考えながら
日々笑顔で努力し続ける人は
きっと夢を実現する・・

音楽の力で自分のまわりの人に幸せをいっぱい届けよう
一生懸命の力は人の心や社会を明るい方へ変えられる
もっと自分を信じて夢を持とう
みんなで一歩ずついっしょに頑張ろう・・


ともに泣いたり笑ったり悩んだり
大切なことを辛抱強く伝えるのは容易ではないけれど
切磋琢磨しながら愛弟子達に語りかけ
音楽修行とともに　成長していけることは限りなく幸せなこと。。。

なんだか高熱とともにビッグプレゼントをもらった気分です

体調不良だけど　今夜はワインで祝杯かな。。。

タグ：日本クラシック音楽コンクール 本選優秀賞 ハイノキ 植樹 ライトアップ LED照明 繊細 音楽はこころの詩 イマジネーション コミュニケーション 相愛大学 愛弟子

夕焼けに想う〜感動と笑顔と感謝と

夕焼けの美しい秋が　ようやく訪れました

美味しい讃岐うどん・元喜の夏限定トマぶっかけ


昨夕日本音楽コンクール２次予選の結果が発表され
４５名中９名の方々が３次予選へと進まれました

初挑戦のマルチは　健闘したものの力及ばずでしたが
トッパンホールのステージを２度も経験できたことは
大いなる収穫だったことでしょう

一歩一歩階段を登るように　こころを磨き人間性を高めて
謙虚な姿勢で音づくりに打ち込んでいれば　
いつかきっと人の心に響くピアノが奏でられる・・と信じています


発表後　横浜みなとみらいホールの
金聖響さん指揮　神奈川フィル
伊藤恵先生のベートーヴェンピアノ協奏曲４番の定期演奏会に伺い
コンサートの感動とこころよりの感謝をお伝えして　
温かいお言葉と元気をいただき　音楽の力と余韻に包まれました

芸大時代の同級生首席ヴァイオリンの小宮直さんにも会えて　
懐かしくプチおしゃべり
晴れやかな気持ちで一日を終えることができました



ようやく今朝は目覚ましナシでゆっくりと眠り
ゆったりとヨーグルトとカボチャパンと珈琲朝食タイム


齋藤記念オーケストラ長野公演を終え東京に戻ったばかりの友人と
品川で美味しいランチのあと羽田空港へ向かい
４日ぶりに大阪に帰ってきました

やっぱり家は落ち着きますね。。。

水やりのガーデンとシンボルツリーと　アラレちゃんが
首を長〜〜くして　帰りを待っていました


みんなよく頑張りました


夕焼け空を眺めながら
感動と感謝と笑顔が　生活の糧だなあ〜〜と
つくづく想う　秋の夕べでした


３次へ進出された素晴らしいピアニストのみなさんの明日の成功を祈って　
今夜はぐっすりと眠りたいと思います

タグ：感謝 感動 元喜 元気 讃岐うどん ぶっかけうどん 睡眠 目覚まし 健闘 横浜みなとみらいホール 神奈川フィル定期演奏会 首席ヴァイオリン 小宮　直 金聖響 指揮 伊藤　恵 ベートーヴェンピアノ協奏曲４番 齋藤記念オーケストラ 長野公演 品川駅

日本音楽コンクール第２次予選初挑戦

９月８日から１０日まで行われている第二次予選の２日目
愛弟子マルチは朝一番グループ１０：００始まりのトップバッターとして挑戦しました
下宿の音だしが８：００からなので
１時間足らずの短いウォーミングアップで会場に到着


楽屋口からすでにぴりぴりとした緊張が漂います





奥まで歩くと　ゴリラやパンダたちが大丈夫。。。と
強ばった心をほどいてくれるかのように待ってくれていました

「自分らしい音楽を最後の一音まで　心を込めて届けよう・・・」と
笑顔でマルチの背中をたたいて送り出しました



パンダの近くに神社を見つけたので　いつも通り指が動き
マルチのピアノが奏でられますようにと　思わず手を合わせました



課題曲は　バッハ平均律・ショパンエチュード・ショパン以外の作曲家のエチュード・フランスの作曲家の作品と　２０分以内にまとめたものを演奏します


開演前のピント張り詰めた冷たい空気の中　マルチが一番で登場

バッハ平均律は　
平和を祈るような安らかでまろやかな響きを醸しだしました

ショパンエチュードは　
ヴェールで包まれたような３度のパッセージがホールに溶け込むよう

ラヴェルは
目を閉じて一音一音に耳を澄ませていると　森の泉に水がきらめくよう

ラフマニノフエチュードは　
女性らしくたっぷりと叙情的に歌って表現していました

作曲家が何を考えて音符に魂を込め何を伝えたかったか
それぞれの作曲家の音色を奏で作風を表現しようとする
マルチの謙虚な姿勢が伺える演奏でした

２次予選ともなると　みなさんすでにプロの演奏家のような
個性あふれる凄腕の先輩ピアニストたちばかり
素晴らしい演奏者の中　同じステージに一緒に立たせていただいただけでも
勿体ないくらいでした・・

マルチの一歩一歩歩んできた成長の過程を振り返ると　
感慨深い気持ちでいっぱいでした。。。

「ミスタッチがいっぱいでちゃった・・・」とマルチ

曲が多いのでやはり一通り指ならしするには　最低２時間は必要かと。。。

結果の善し悪しより　勇気を持って大舞台に初挑戦したことや
トップバッターというプレッシャーを感じさせない落ち着いた演奏を
堂々と果たせたことが　素晴らしく誇らしく感じました。


もっともっと夢とファンタジーを持って　自分らしいピア二ズムを磨き抜き　
人のこころに深く語りかける演奏を目指してほしいと強く感じました

タグ：ピアノ トッパンホール バッハ平均律 ファンタジー 夢 フランス ラフマニノフエチュード ショパンエチュード 日本音楽コンクール第２次予選

日本音楽コンクール第２次予選

トッパンホールで開催されている
日本音楽コンクール第２次予選に出場するマルチの応援のため
７日早朝アラレちゃんのお弁当づくりや食材の用意をして
関空から羽田に向かって飛び立ちました


９月３日から４日間に亘って第１次予選審査があり
ベートーヴェンソナタ課題曲を演奏し
２０６名中激戦を突破した４５名が第２次予選に進みました

楽壇最高の登竜門として知られている日本音楽コンクールは
素晴らしい音楽家を世に送り出しているコンクールです

１次予選は朝の第１グループに
ソナタ１５番田園を演奏したマルチは
のどかな春の日差しのような音色で独自の世界を創り出し
幸運にも第２次予選へ進むことができました


東京にいるときくらいは　ピアノから解放されて羽を伸ばそうと
マルチが練習中はいつも外出
ピアノを聴いていると　なにかしら言いたくなってくるので
脱出したほうが健康的なのです


気の置けない友人とアフタヌーンティーで
こころ暖まるしあわせなおしゃべりタイム





「頑張ってくださいね☆」とお励ましにいただいた
アンティークの天使のチョコリング

オーブントースターで美味しく焼いていただきました

あたたかいお心に感謝し　美味しい音づくりに精を出すマルチでした

タグ：日本音楽コンクール 登竜門 ベートーヴェンソナタ 春の日差し ほのぼの アンティーク 天使のチョコリング

堺ピアノコンクール入賞メール＆スペアリブ

昨夜　伊丹空港から帰り日曜はレッスンデーでした


中庭とキッチンで鉄人太郎の実験料理スペアリブが展開される中
土曜日曜と堺市立栂文化会館で開催された　堺ピアノコンクールにチャレンジしていた
愛弟子達から続々と喜びのメールが届きました


さまざまな食材に扇風機で風を当てて燻製をつくる風景

小学高学年部門では　小学５年生のＨさんNさんが仲良くそろって奨励賞をいただきました
一緒に励まし合ってリハーサル練習したりして　暑い夏休みを頑張った成果が出て
本当によかったです

中学部門では　２年生のＭさんが銀賞をいただきました
少しテンポを急いでしまった・・・とのことなので
いつも通りの演奏なら金賞だったかもしれませんね
ブラスバンド部でフルートを吹き　レッスンに通い始めてまだ１年も経たないのですが
よく頑張りました



高校部門では　１年生のSさんが見事金賞に輝きました
学校行事と重なって練習も大変だった様子ですが　
年々実力アップして底力がついてきたこと　
真摯な姿勢で向き合ってきたことが　大きな自信につながるといいですね


一般部門では　和歌山コンクールに続いてYさんが奨励賞をいただきました
ようやく一音一音を大切に奏でられるようになって
一輪一輪の花を咲かせられる演奏ができるようになり
ピアノを奏でる喜びや幸せを実感していることでしょう

チャレンジした５名　みんなそろって　おめでとう

日々の積み重ね　こころを尽くしていくことの大切さ

一生懸命やり遂げたあとの　喜びや達成感

支え励まして下さったすべてに感謝して　今ごろは幸せな眠りについていることでしょう


ガーデン実験料理に情熱を燃やす　鉄人太郎の傑作




燻した食材の数々。。。

元気なときならきっと美味しく味わえるのかもしれませんが

睡眠不足とハードスケジュールの疲れた身体には　きついかも〜

梅干し茶漬けのほうが　ありがたくよかったかもです〜〜

いかなる時も　燻し銀のごとく　マイペースで歩んで行きたいものです

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